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うはwww久し振りに恋愛しそうな神展開キターwww

1  ネタメイカー◆LqUm/F4o   2006/08/07(Mon) 21:17
ちょっとドラマ的なことがたった今、起きたから書くね♪

近くのコンビニで買い物をし、マンションでエレベータを待っていたら
同じコンビニで買い物をし、同じマンションに住んでいると思われるメガネッ子が近づいてきた
で、やはり同じ住人だったらしくオートロックの扉を開けようとしていたから、エレベータがもう到着しているのに見殺しに出来ない俺は近づいて開けてあげた
すると彼女は無言で会釈をし、二人でエレベータに乗ろうとしたら中にセミが信じられないほどウルサク飛び跳ねていた
で、俺はウルサイなと思いつつも普通にエレベータに乗ろうとしたら、彼女はそのセミが怖くて乗れなかった・・・
最初ハァ?早く乗れよって思ったけど、確かに女子からしてみたら恐ろしいかもしれないとすぐに思い直し
「大丈夫だよ」みたいなことを言ってセミを捕まえようとしたが全然ダメだった
ムシキング世代じゃない俺は虫など図鑑の中にしか存在しない生き物だと思うほど苦手なのに、超頑張ってセミを捕まえようとした。感動しろ
で、ダメだと悟った彼女は外の非常階段を昇ろうと言ってきた
俺はそのままエレベータに乗ってやろうかと思ったけど、なんとなくそれは人としてダメだと思い、一緒に階段を昇ることにした
レディーファーストで先に行かせようとしたけどドン臭そうな顔をしていたから俺が先頭をきることにした
で、何か会話をしようと思い、マジマジと顔を見たら時東ぁみ似のロリメガネっ子で割りと可愛かったwww少し惚れたwwwww
でも俺は卑屈にならずに、むしろ年長者らしく「捕まえようとしたけどダメだったwww」みたいなことを言った
すると彼女は軽く微笑んで頷いた
その後、会話もなくこのままじゃ男としてダメだと思い「何階に住んでいるのですか?」と目に見えない何かにビビって敬語を使った
「6階に住んでいます」と彼女は言い、ぼくはその下に住んでいますよと答えた
もう既に4階ぐらいまで昇っていて、俺はそれじゃ大変だねぇと言った
すると再び彼女は微笑むだけだった
で、5階に着いて俺は「それじゃー」って言うのも変だと思い軽く微笑んで別れた・・・

ふー俺にしちゃ上出来だと思うけどな〜。恋愛板の住人さんたちに評価してもらいたいよ
この後、もし彼女と会うことがあったら普通に話しかけたりしてイイのかな?
それとも、また大爆死するのかな?ああああぁぁぁぁぁぁ恋愛ってわからねー!!!!

2  恋する名無しさん  2006/08/07(Mon) 21:20
いい話しじゃん
3  恋する名無しさん  2006/08/07(Mon) 21:22
いいオナペットが出来たじゃん
4  ネタメイカー◆LqUm/F4o   2006/08/07(Mon) 21:24
>>2
もう全部読んだ?
はえーwwwwwwwwwwww
あまり出会いがない俺は普通に楽しかった
けど、この先彼女と俺は縁があるかどうか気になる・・・

あまり反応が良くなかったから鬱だ・・・
5  ネタメイカー◆LqUm/F4o   2006/08/07(Mon) 21:25
>>3
この程度のネタでオナニーできるほど飢えていないよwwwwwww
中学生の頃なら妄想で間違いなく出来たけどwwwwwwwwwwwwwwwwww
6  恋する名無しさん  2006/08/07(Mon) 21:26
即、読んだよ。
ネタさんは、いつも恋愛モードなんだねー。私もそうなりたいわw
7  恋する名無しさん  2006/08/07(Mon) 21:29
引越ししなきゃいいよね。
8  ネタメイカー◆LqUm/F4o   2006/08/07(Mon) 21:30
>>6
いやいやwwwwwww
ちょっとタイプだったからだよwwwwwwwwww

むしろ俺は好みが激しい方だからなー。あまり現れないよ・・・・

けど、このコは何か上品そうでロリで内角の低めの変化球でストライクだったw
うはwww意味不明wwwwwwwwwww
それに、まだ一目惚れしたってわけでもないからなー
ただもし次、会ったりしたら普通に話しかけてもいいのかどうかが気になるだけだよ。マジで


9  ネタメイカー◆LqUm/F4o   2006/08/07(Mon) 21:31
>>7
ちょwwwwwww
それマジ怖すぎwwwwwwwww
ハニーも俺のせいで止めたっぽいし、そうなったら俺はこの世から消えた方がいいかもしれない・・・
10  名無しさん  2006/08/07(Mon) 21:33
ちょwwwwwwwいやいやwwwwwww
11  恋する名無しさん  2006/08/07(Mon) 21:34
それは一目惚れだよw
次に会ったら挨拶とか、、なにか話しかけてもいいんじゃない。
12  ネタメイカー◆LqUm/F4o   2006/08/07(Mon) 21:35
>>10
何に対していやいや?????????????????????????

やっぱ次会っても他人のふりをした方がいいの?
それともこれを機に仲良くなった方がいいの?
正直、分からないからマジで教えてくれ!
別にそれほどまで恋愛感情はまだない
だけど、普通に仲良くなってあわよくば・・・と思う自分がいる
13  ネタメイカー◆LqUm/F4o   2006/08/07(Mon) 21:38
>>11
いや〜
一目惚れかな〜wwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

自分でもよく分からない
けど、確かに可愛らしい女性で、好きだね。うん。恋や愛じゃなくて普通に好きだね。
あぁぁーもし、今度近いうちに会ったら、今日はセミはいないねみたいに話しかけようかな
14  恋する名無しさん  2006/08/07(Mon) 21:38
普通に日常会話から話しかければいいんじゃない。毎日暑いねーみたいなw
15  ネタメイカー◆LqUm/F4o   2006/08/07(Mon) 21:44
>>14
あぁ〜なるほどね
セミの話なんかしない方がいいよなwwwwwwwwwwwwwwwww

けど、彼女、あまり話したがらなさそうで、熱いねって話しかけてもあまり良い反応がなければ
素直に手を引いた方がイイよね?っていうか恋愛とかマジ分からない
16  名無しさん  2006/08/07(Mon) 21:45
w多杉
落ち穴
17  ネタメイカー◆LqUm/F4o   2006/08/07(Mon) 21:47
>>16
落ち穴って何???????????wwwwwwwwwwwwwwwwww

それとスレタイからして、このスレはVIPなノリにしようと思ってwを多用しているwwwwwwwwwwwwwwwwww

うはwwwwwwwwwwwおkwwwwwwwwwwww把握した?????????????wwww
うえうえうえwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
18  恋する名無しさん  2006/08/07(Mon) 21:50
気にしすぎだよ。せみの話しでもいいんじゃないかなw
19  名無しさん  2006/08/07(Mon) 21:51
おちけつ!
20  ネタメイカー◆LqUm/F4o   2006/08/07(Mon) 21:53
>>18
そ、そうだよねwwwwwwww
セミの話しても平気だよな、別にwwwww
把握したwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
>>19
すすすsssssすまん
女性慣れしていないクソだからorz
ちょwwww俺情け内wwwwwwwwwwwwwwwwwwww
21  恋する名無しさん  2006/08/07(Mon) 21:53
おちつけない気持ちもわからんでもないw
22  ネタメイカー◆LqUm/F4o   2006/08/07(Mon) 21:59
>>21
いやぁー我ながらガキっぽいっていうか情けないなって思うよ
今日もコンビニに行く途中、少し欠けている満月を見て
「あぁ俺の人生も女性関係に関してはダメだけど、なかなか楽しい人生を送っているな」とか本気で思っていたもん
そしたら、この展開wwwwwwwwwwwwwwwwwww
もし、彼女と上手くいって付き合いだしたら、事故か何かで死んでしまうかもしれないwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
23  恋する名無しさん  2006/08/07(Mon) 22:07
ほんと欠けてる満月だね。
楽しい人生か・・・。そうじゃなきゃねw

死んじゃダメだよw
24  ネタメイカー◆LqUm/F4o   2006/08/07(Mon) 22:09
>>23
またまた俺のせいで引っ越しとかしたらマジで責任取って死ぬかもwwwwwwwwwwwwwwww
25  恋する名無しさん  2006/08/07(Mon) 22:14
何回死ぬつもりよw

責任は生きてこそじゃない
26  恋する名無しさん  2006/08/07(Mon) 22:44
おもしろい話だねw
これが発展するぐらいならパチンコも来るぞ!
27  恋する名無しさん  2006/08/07(Mon) 22:51
パチンコは勝てばいいけどw
28  MEBIUS ONE◆F15s..X.   2006/08/07(Mon) 22:59
\(^0^)/
29  ネタメイカー◆LqUm/F4o   2006/08/08(Tue) 00:37
>>25
た、確かにそうだけど、、、
店辞めたり、引っ越されたら責任取りたくても取れないじゃないですかwwwwwwwwwwwwwwwww
>>26
もし、これが発展して付き合うこととかになったら
何かメガビのために寄付か何か慈善活動するよ!
>>27
\(^0^)/
30  恋する名無しさん  2006/08/08(Tue) 02:03
無いな…

こいつなんでついてくるの?って思ってるな!

31  吟・RR◆MGLuxhPs ◆z165r.II ◆Moon7/U6   2006/08/08(Tue) 09:35
なんだよ・・・ネタ&ハニー編超短編がまだ残っていたのに・・・
32  吟・RR◆MGLuxhPs ◆z165r.II ◆Moon7/U6   2006/08/08(Tue) 09:37
しかし脳内物質・・・ドーパミンが出すぎでは?
いや、まあ別にいいんだけど
33  ネタメイカー◆LqUm/F4o   2006/08/08(Tue) 17:07
う〜ん、やっぱしもうダメぽだよなー
34  モラシム◆zUKMGOOc ◆ONeltPog   2006/08/08(Tue) 20:21
第2のハニーか?
35  吟・RR◆MGLuxhPs ◆z165r.II ◆Moon7/U6   2006/08/08(Tue) 20:25
とりあえず・・・その娘の名前を聞き出しておくれ
36  ネタメイカー◆LqUm/F4o   2006/08/08(Tue) 21:22
名前ねぇ……
次、いつ会えるかすら分からないんだけどねw
もうそろそろ夏休みで、彼女、どっかに行くかもしれないしね

俺も実家や旅行に行くかもしれないしな
37  (笑)◆L.z9UyWI   2006/08/08(Tue) 22:12
ネタさん、恋愛してんだねー。てか惚れっぽいね(笑)
38  ネタメイカー◆LqUm/F4o   2006/08/09(Wed) 01:02
>>37
俺もそう思うwwww
39  ネタメイカー◆LqUm/F4o   2006/08/09(Wed) 11:26
http://freestyle.zipushi.net/
スレとは全く関係ないけど、新しく小説を書き始めたよ
まだうpされていないから掲示板の方を見てね
40  恋する名無しさん  2006/08/09(Wed) 18:11
はい!自演乙
41  ネタメイカー◆LqUm/F4o   2006/08/09(Wed) 23:01
>>40
うはwwwwwwwwwwwwww
何か自演があったか?wwwwwwwwwwwwwwwwwwww
うぇうぇwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
42  恋する名無しさん  2006/08/11(Fri) 19:01
ネタの故意しゅーりょー!
43  ネタメイカー◆LqUm/F4o   2006/08/11(Fri) 21:46
>>42
かもしれないwwwwwwwwww
うはwwwwwwwwww
ウソ展開を書こうかなwwwwwwwwwww

もしくは、吟でも誰でもイイから続きを書いてくれwwwwwwwwwwwwww
普通に恋愛小説として楽しみたい
44  恋する名無しさん  2006/08/16(Wed) 22:23
セミじゃなくネタといっしょに乗りたくなかったんだな
おまえ、かなりのキモオタだもんな
顔にでてくるもんだよ、そういうの
45  名無しさん  2006/08/16(Wed) 22:27
(∴)◎▽◎(∴)
46  名無しさん  2006/08/16(Wed) 22:37
           ∩_
           〈〈〈 ヽ
          〈⊃  }
   ∩___∩  |   |
   | ノ      ヽ !   !
  /  ▲   ▲ |  /
  |    ( _■_)  ミ/ <こいつただの基地害キモヲタ
 彡、   |∪|  /
/ __  ヽノ /
(___)   /
47  ヒョオヒョオ◆TjwvUG1Y   2006/08/16(Wed) 22:47
           ∩_
           〈〈〈 ヽ
          〈⊃  }
   ∩___∩  |   |
   | ノ      ヽ !   !
  /  ◎   ◎ |  /
  |  ∴ ( _▽_)∴ ミ/ <こ
 彡、   |∪|  /
/ __  ヽノ /
(___)   /
48  ヒョオヒョオ◆TjwvUG1Y   2006/08/16(Wed) 22:48
ボツ
49  名無しさん  2006/08/16(Wed) 23:00
age
50  ネタメイカー◆LqUm/F4o   2006/08/19(Sat) 01:47
ははwww
僕はヲタだけどキモヲタじゃないよwwwwwwwwwwww

だからと言って、顔をうpしたりしないけどねwwwwwwwwwwwwwwwww
2年前にネタでうpしたけど、ビックリするほど反応なかったしwwwwwwwwwwwwwwwwww

反応あっても現実世界での友達から「お前、頭おかしいんじゃねーの」て言われただけだしwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

51  ネタメイカー◆LqUm/F4o   2006/08/19(Sat) 01:52
ちなみに、俺は写真を撮られるほどのイケメンだからwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
ttp://img03.pics.livedoor.com/003/8/a/8a73ad90d67b11625554-L.JPG

                     ______
                    /::::::::::::::::::::::::::\
                   /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
                   |_|_|_|_|_|_|_|
                   /     \,, ,,/   ヽ
                ( 6 |   ─◎─◎─  |∂)
                  (∴∴  ( o o ) ∵∴)
                   <∵∵   3  ∵∵ >
                    ゝ    ,_,     ノ
                  /:::::ゝ_______ ノ:::::\






んなこたないwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
52  恋する名無しさん  2006/08/19(Sat) 08:14
あに?ハミパンだって?
53  ネタメイカー◆LqUm/F4o   2006/08/19(Sat) 13:20
>>52
意味わからん
54  ネタメイカー◆LqUm/F4o   2006/08/21(Mon) 23:06
さてと、このままスレをほったらかしたら可哀想なのと
宣伝を兼ねて今から小説をうpするね♪

http://freestyle.zipushi.net/kimi/index.htm
ここで一応、読めるけど見れない人用に全部うpするね・・・
55  ネタメイカー◆LqUm/F4o   2006/08/21(Mon) 23:07
1話シニンにクチなし



突然の校長の話に誰もが驚き、悲しんだ。
上原くんが死んだ……?本当に…死んだの?
ひどく混乱した島田寛子の頬をヌルりと何かが流れ落ちた。
それが涙でなく、汗だったことに気付いた人はいなかった。

朝からずっと生徒だけでなく教師たちまでもが上原の死について話していた。
死因が全く分からない。いわゆる変死だからである。
上原は成績優秀なだけでなく弓道部の部長を務め、憧れの対象となる人物だった。
校長の話だと、遺書が見つからなかったことからも警察は自殺ではないと断定したそうだ。
しかし、殺される動機も見当たらず論議を醸しているのだ。
けれども島田の心はどこかに飛んでしまったようで、ただただ椅子に座っているだけだった。
親友だった上原くんが死に、絶望に浸っている…
「ねぇ寛子、大丈夫?首のあたり真っ青だよ?」
「うん…大丈夫よ……」
うるさいな!話しかけないでよ!!
絶望に浸っているふりをして、周りの人の話を盗み聞きしていた島田はキレそうになったが、我慢して答えた。
「…ごめん、ちょっと一人にさせて……」
「えっ?えぇえぇ。そうだよね、ごめん」
気の毒そうな顔をして寛子の友人は離れ、別のクラスメイトと話し始めた。
再び島田は意識を耳に集中させて聖徳太子のように教室中の会話全てを聞き始めた。
「部屋の中で死んだんだろ?一体誰に殺されたんだ?」
「本当に怖いな…人はいつ死ぬか分からないって」
「今日の朝のニュースとかでもやったんかな?」
「物的証拠は無いって言っていたよな?う〜ん分からん」
「事故死の可能性もあるけど、あいつがそんな…そんな死に方するなんて……」
島田は今日全ての休み時間を一度も席を立つことなく盗み聞きに徹した。
そして聞けば聞くほど、顔色が良くなっているのが自分でもハッキリと分かった。
顔色が良くなったことを気付かれたら怪しまれるかもしれないと思ったけど、心配過剰だと何度も言い聞かせた。

56  ネタメイカー◆LqUm/F4o   2006/08/21(Mon) 23:07
掃除が終わり、島田は急いで上原の家に向かい始めた。
物的証拠は無いそうね。それでも早く…あの弾丸を警察よりも回収しなくちゃいけないわ。
上原の家は学校から自転車で20分ぐらいの距離で、上原は自転車通学をしていたのだが、島田はバスで通っていたのでタクシーを使うことにした。
どこのバス停で降りれば良いかを考える余裕が今の島田にはなく、一刻を争っていたから迷わずに手を上げてタクシーに乗り込んだ。
昼休み、担任が配ったお通夜の場所を記したプリントの中に上原の家の住所も書いてあり、それを運転手に見せた。
自転車だと20分かかる道のりでもタクシーならばわずか5分で到着できた。
けれども既に先客がいるようだ。パトカーが5台も停まっている。
タクシーの運転手はお通夜と書かれたプリントを見せたおかげか、不愉快になる質問をしてこなくて島田は少しホッとした。
しかし、ホッとしたのも束の間のこと。島田は最悪の事態を想定しながら呼び鈴を鳴らした。
1秒が1分のように感じる。辛抱のできなくなった島田はもう一度呼び鈴を鳴らした。
すると、家の中からガサゴソ音が聞こえ、上原の母が扉を開けた。
「あらヒロちゃん!?」
とても驚いた表情で上原の母は言った。
「おばさん…話は朝、学校で聞きました。私、いてもたっても…グスッ、いられ…ぐづッ……」
自然と大粒の涙がたくさん出てきて、言葉にならなかった。
「ヒロちゃん…あたしも悔しいよ、悲しいよ、切ないよ、寂しいよ」
上原の母は優しくそう呟いて島田のことを抱きしめた。
肌から直接、島田は子に対する愛情と強烈な罪悪感の二つが頭の中に流れ込んできて眩暈がした。
「お、おばさん。すいません、私ちょっと上原くんに貸していたものを取りに来たんですけど、今上がってもいいですか?」
「えぇ、いいわよ。ただ部屋は今、警察の方が…」
「いえ!すぐに帰りますんで!迷惑は絶対にかけませんから」
島田はかなり焦っていた。こんなことしたら疑われる可能性が上がるかもしれないけど、あの弾丸には指紋が付いている。
ここは少し強引にでも弾丸を取り返さなきゃいけない、絶対に!!
「そう。それじゃ一緒に部屋に行きましょうか」
玄関には大きなサイズの靴がたくさん乱雑に置かれてあり、島田はどこに脱いだ靴を置くべきか少し迷ったが、誰か知らない人の靴の上に置いた。
二人で階段を昇り、扉を開けると、予想通り大勢の警察官や鑑識の人がいた。

「すいません、このコがちょっと息子に貸していたものを返してもらいに来たんですけど…」
困惑というよりも迷惑そうな顔を警察官たちはした。
その中で、一人だけ私服を着ていた背の高い男は島田をしばし見つめていた。
不思議なことに、その男の見た目は島田とあまり年齢差を感じないほど若々しく、見つめられていても悪い気はしなかった。
色々な試行錯誤を終えたらしく、男はようやく口を開いた。
「…何を取りに来たんだい?」
同様に島田も様々な質問に対する返答を考えていた。
「思い出の品です。CDとか修学旅行で買った記念品などを」
「ほぉー。記念品ねぇー」
「はい。今夜は上原くんと過ごした日々に浸りたくて、その為にはどうしても思い出の品があった方が…」
くそー。警察がいなければ簡単に取れたのにぃ…
島田は自分の答えに自信がなかった。来なかった方が良かったかもしれないと思った。
が、一先ず島田の作戦は成功した。
「そうかそうか。それなら仕方ないなぁー。この部屋の物は全て調べたけど異常は見つからなかったからね、持って帰っていいよ」
「ほ、本当ですか!?」
「ん?本当だよ。で、どれがその記念品だい?」
島田は淡々と机の前まで歩き、蒼色の弾丸を手に取った。
その弾丸は普通の弾丸よりも一回り大きく、レトロな雰囲気が漂っている。
「…私と上原くんは考古学仲間で、一緒にこういった珍しいものを互いに交換して調べたりしていたんです」
「ほぉー。で、その弾丸は君が貸したものだってわけだね?」
「はい、そうです」
男の顔を全く見ずに返事をした。今、島田の眼に映っているのは弾丸だけだろう。
それから島田はCDの置いてある棚の前に歩き、適当に見たことのある有名なCDを数枚取り出した。もちろん島田のではない。
弾丸だけを持って帰ったら怪しまれると思い、咄嗟とっさにCDも持ち帰ろうと口走ったのである。
「それでは、お邪魔しました」
島田は私服の男に一礼をするとすぐに階段を降りて行った。それに倣い、上原の母も部屋から出て行った。

57  ネタメイカー◆LqUm/F4o   2006/08/21(Mon) 23:08
階段を降りる音が完全に聞こえなくなってから、私服の男は口を開いた。
「キム、お前、今のコどう思う?」
「え?それは好みのタイプかどうかってことですか?」
キムと呼ばれた細目の日本人は冗談っぽく答えてみせた。
「白か黒かを聞いているんだよ!」
身長の高い人が怒ると迫力があって恐ろしい。そのせいで本人は軽い気持ちにも関わらず部屋は凍りついた。
「け、警部補、まさかあのコが殺したと思うんですか!?」
「いや、直接手を下した犯人の可能性は低いが、共犯者の可能性は…高いな」
警部補と呼ばれた私服の背の高い男は被害者の机の上に座り話を続けた。
「まず、友人が死んだことを知った当日に遺品を取りに来るか?おかしいだろぉー」
「けれど、故人を偲ぶのに思い出の品などあった方が良いと私も思いますが…」
ヤスではなく他の同僚が反論した。
「まぁ、それは今時の女子高生だからということで納得できなくもないわな。けどなぁー少し引っかかるところがあったんだよぉー」
「警部補が持ち帰ってもいいと言ったら、『本当ですか?』とさっきのコが言ったところですか?」
「そう!そこだよキム、よく分かったなぁー」
あまり褒められ慣れしていないキムは事件現場にも関わらず笑みを浮かべた。
警部補はそのことを叱ろうかと思ったけど、自分の考えを言うことを先決した。
「俺の経験上、普通あの場面は『ありがとう』と素直に言うはずだ。それを疑問系で聞いてくるっていうのは犯人だからだと思う」
「そう言われれば…そんな気もしますね……」
「それになぁー、全体的に焦っているような感じがしたな。CDを取るときや部屋から出るときも。もう俺には犯人としか思えないや」
朝からずっと部屋を捜査していても全く手がかりを掴めなかったのに、その糸口を警部補が掴んだことに誰もが感心した。
だからと言って、警部補自身が言っているようにあのコが友人を殺した犯人だとは誰も思っていなかった。
手の平で目元を隠し、警部補は事件について考え始めた。
まだ解剖の結果は出てないけど、あのコを調査して真犯人を捕まえるのがベストだなぁー。
「よし、キム。お前は今からあのコについて徹底的に調べろ。下のお母さんから詳しく話しを聞いて来い」
「分かりました」
そう言うとすぐにキムは階段をドタバタと降り始めた。

島田は帰って来て家族に上原が死んだことを言ったら、もう既に友人の親から聞いて知っていた。
制服のままお通夜に行くから着替えずに自分の部屋に行き、カバンを床に置き、そこから取り戻した弾丸を軽く握って布団に潜り込んだ。
すると布団の中は真っ暗ではなく、蒼色の光で溢れていて幻想的だった。
流石に警察もこれには気付かなかったようね。
島田もどういう仕組みかは理解していないが、この弾丸は明るいところだとただの骨董品なのだが、暗いところだと蒼色に光輝くのだった。
そして、その光の漏れている穴を見るとアルファベットが書かれていることに島田と上原は4日前に気付いていた。
Questa pallottola L'uccide fra quattro giorni
小さい字で弾丸の周りにグルリと書かれてあり、読解するのは大変だった。
努力して、これをイタリア語だと知った上原は図書館でイタリア語の辞書を借りて和訳してくれた。
この弾丸を持つと4日以内に死ぬ。
島田の身を案じて引き取った上原は…やはり死んだ。

58  ネタメイカー◆LqUm/F4o   2006/08/21(Mon) 23:08
2話まかぬタネはハえぬ



時刻は8時を回り、クラスメイトだけでなく弓道部の部員に中学のときの友達で溢れていた。
上原の部屋で話した私服の警察官や、その部下の人もいて島田は軽く頭を下げると私服の人は手を上げて応えてくれた。
自分が殺したわけではないが警察官を見て、島田は罪悪感を感じた。
それと同時に、他の人よりも多く一緒に上原と時を過ごしたことに優越感を得た。
放課後会った上原の母も喪服に着替え、司会を務める上原の父の横に静かに立っていた。
軽く挨拶をした後、前の席の人から焼香が始まった。
普通、遺体は柩の中に入れられ蓋がされており対面することは出来ないのだが、今回は蓋が外されてあり焼香をあげた人は一人残らずその死に顔を見た。
しかし、可笑しなことに誰も泣いたりしない。大半の人が首を傾げて席に戻っていた。
その様子を見た、まだ焼香をあげていない人も首を傾げていたが島田だけは納得していた。
そして島田の番が回ってき、焼香をあげた後、上原の遺体を見た。
…やはり、損傷なく死んだのね……
静かに寝ているだけのようだった。頬を叩けば眠そうに目を開けそうな気さえした。
だから他の人は死んでいると思えなかったが、島田は違った。
「う…上原くん……」
一粒、そしてまた一粒。島田の涙は上原の顔の上に落ちた。
壊れていた時計が直って動き始めたようだ。島田の様子を見た人たちの目にも涙が溢れてきた。もらい泣きというやつだ。
「ヒロちゃん!」
上原の母もその一人だ。再び、島田の事を抱きしめ悲しみを分かち合った。
それからすぐに島田は立ち直り、胸を張って席に戻っていった。
席に座り、周りを見渡すと空気が明らかにさっきまでと違い、お通夜らしくなった。
上原の早過ぎる死を嘆く光景を体感し、島田は決意をしたのだった。
絶対に…あの魔弾の謎は私が解くわ。絶対に!!

次の日の朝、島田は学校に行くとすぐに早退した。
それから大型の電気屋に行き、ビデオカメラ、ICレコーダーとDVD-RAMを数枚買った。
ビデオカメラとICレコーダーは値段よりも撮影時間や録音時間の長さを重視して買い、貯金をほとんど使い果たしてしまった。
生まれて初めて島田は教科書を机の中に置いて帰り、カバンの中身は空だった。
そのカバンの中に先ほど買ったばかりの電子機器たちを入れて家に帰った。
朝のときよりもカバンが膨らんでいたことに母親は気付かずに、体を気遣ってくれた。
島田の母親は上原の母親とも仲が良く、昨日のことが原因だと勝手に解釈して早退を許したのだった。
そんな親の愛情を尻目に島田は部屋に閉じこもると準備を始めた。
死の期限は長くてもあと3日……盗聴の方はこれで大丈夫だけど盗撮は無理ね。
考えがまとまると島田はICレコーダーのスイッチを入れて部屋の片隅に置いた。
それから島田はPCを立ち上げ、日記を書き始めた。

59  ネタメイカー◆LqUm/F4o   2006/08/21(Mon) 23:08
7月24日
具合が悪いと言い、1時間目が始まる前に早退したが私はとても健康です。
ウソをついて早退したのには理由があります。
それは上原くんを殺した犯人を捕まえるためです。
この日記をもし私以外の人が読んでいたら、その犯人は私も殺したに違いない。
そして上原くん同様に私も謎の変死をすると思います。
その謎を解く手がかりを私は部屋に残したので、是非、犯人を捕まえてください。
もちろん、私も死にたくないので何事もなく事件が解決することが一番です。

魔弾について書こうと思ったが書かなかった。
また明日の日記で書けば良いと思ったのと、あれはただの予告状の代わりとなるものだと思ったからだ。
ただの弾丸が意志を持って人を殺すわけがない。悪意を持って人を殺すのは人でしかない。
島田はそう思って弾丸の話は書かないでおいた。
日記を保存し、マイドキュメントに保存した。隠しファイルにしようかとも思ったが、その必要はないと思い止めた。
次にビデオカメラを起動し、今さっき書いた日記を録画し始めた。
録画と言っても動いているものを撮るわけではないからすぐに終わった。
最後に島田は可愛らしいクマが表紙の日記帳に手書きでさっきと同じ日記を書いた。
これで今日の準備は全て終わったわ…
いつ自分が殺されても証拠が残るように島田は準備をしていたのである。
本当はビデオカメラとICレコーダーで自分の部屋を24時間盗撮と盗聴をするつもりだったがビデオカメラの撮影時間の短さに泣くことになった。
それでもビデオカメラで自分の書いた日記を録画することにより犯人に対して二重に罠を仕掛けたわけである。
ICレコーダーは幸い70時間以上連続で録音できるので丸々3日間の盗聴はできそうだ。
しばらく何も買えないなっと思いながら島田は真夏なのに布団に潜り込んだ。
そのまま昼食のお粥が運ばれてくるまで島田は眠り続け、我ながら完璧な仮病だと驚いた。
「ヒロちゃん具合は良くなった?」
「うん、大丈夫だよママ。それよりもごめんね、迷惑かけちゃって…」
「何言っているのよ。上原くんには悪いけど、体は大切にしなきゃいけないってよく分かったでしょ?」
「…うん。そうだね」
自分ももしかしたら3日後には死ぬかもしれないと思うと胸が苦しくなった。
「…ねぇママ。私、聞きたいことがあるんだけどいい?」
「な〜に?言ってごらん」
「私、ママとパパがどうやって知り合って結婚したか知りたいの」
ママは意外なことを聞かれて目を丸くした。
「もぉー何でなのよぉ」
「いいじゃん、いいじゃん。ねっ?お願い!」
「しょうがないコねぇ…」
面倒くさそうにママは言ったが、話していくうちにノリノリになっていた。
最初の出会いは喫茶店でメニューを渡しに来たママが常連だったパパに話しかけたことだった。
ママはパパと会うために仕事の量を増やし、パパはママと会うために家で飲み食いをしなくなった。
ある日、パパはママの仕事が終わるまで待って告白をした。
もちろんママは喜んでOKした。
それから二人は春はドライブ、夏は海水浴、秋は山登り、冬はショッピングをし、絆を強くしていき結婚をした。
話終わる頃には、お粥の入っていた器は冷えていた。
夏だからそっちの方が食べやすく、話を最後まで聞き終えた後、島田はパクパクと平らげて食器を返した。
食べ終えると再び布団の中に潜った。それからママが部屋から出て一人っきりになると一呼吸置いて布団を出た。
すぐにICレコーダーを隠していた場所に行き、さっきの会話がちゃんと録音されているかを確かめてみた。
「ピッ、ギャガギャ………私とパパが始めって会った場所はねぇ、当時、私がバイトしていた喫茶店でぇ………」
完璧ね。最初から最後まで全部録音されているわ。
満足気に島田はICレコーダーを再び録音させた状態で隠し場所に戻し布団に戻った。

60  ネタメイカー◆LqUm/F4o   2006/08/21(Mon) 23:09
次に島田が目を覚ますと部屋は蒼色の光に覆い尽くされていた。
そう、あの弾丸が暗闇で光る色と全く同じ蒼色だった。
な…なんで?昨日の夕方から引き出しに閉まっているはずなのに……?
島田は急いで立ち上がり、机の引き出しを荒く引いて覗いてみた。
すると、やはり魔弾は蒼く光り輝いていた。
それを見た島田は体を捻り、部屋の電気を最大に点けた。
そしてもう一度、魔弾を見たが何も変わらない。部屋は相変わらず蒼い光で染められている。
「何なの一体!?なんで光が貫通して部屋中を照らしているのよ!!」
魔弾を手にとって叫び終えると、さっきまで寝ていた布団に投げ付けた。
それから島田は何かに気付いたかのように急いで机のところに向かった。
次に島田が手にしたのはビデオカメラだった。
「そうよ。この様子を撮らないで何を撮るのよ」
声を出して自分に言い聞かせた。それから弾丸の近くに寄ってレポーターのように独り言を始めた。
「現在、この弾丸から発せられる光によって部屋は蒼く照らされています。一体、この弾丸の正体は何でしょうか」
「キミをコロすダンガン」
突然、背後から幽霊のような女性の声が聞こえ、島田は小さく飛び上がった。
そしてカメラを持ったまま振り向くと、胴体が無い、頭だけの女性が立っていた。いや、浮いていた。
島田はカメラ越しに見ているからだと思い、カメラを優しく床に放り投げて自分の眼で直接見た。
それでも、その女性は頭しかなかった。いくら顔から下を見ても壁しか見えない。
ステルス迷彩か何かで胴体だけ隠れているのかと思ったが、その女性の顔が人間離れしていることに気付き恐怖した。
女性の顔の大部分は目で構成されており、鼻や口は異常に小さかった。
まるでアニメの可愛らしい女の子の顔付きなのだが、実物を見ると、そのアンバランスさに島田は気が動転した。

61  ネタメイカー◆LqUm/F4o   2006/08/21(Mon) 23:09
3話テもアシもデない



島田は今、自分の目の前に浮かんでいる頭や部屋を埋め尽くす蒼い光を夢だと思うことにした。
それは現実逃避だということを分かっていたが、そうしなければ島田は気絶しそうだったから…
「…何なの一体!?」
話しかけるというよりも独り言のように島田は言った。
「キミを…コロしにキたのよ……」
宙に浮かぶ頭は素直に答えた。
さっきの声は空耳ではないと確信した島田の血色が著しく悪くなっていく。
本当に可愛らしい小さな口から発せられる日本語にあまり慣れていないような喋り方と似合わない内容に混乱した。
「あ、あなた、なんて名前なの?」
島田は名前を聞くことによって何者かを判断しようとした。
「ナは…ナい」
残念なことに島田の目論見は外れてしまった。
もうこいつが誰でもいいわ。大切ことは殺人犯かどうかよ!
意を決して島田は本題に入った。
「一昨日……上原くんを殺したのはあなたなの!?」
何も考えていないのか、答えは既に決まっているのか…表情を少しも変えずに謎の頭は言った。
「そのヒトが、ワタシのダンガンをモっていたのなら…コロしたわ」
「何でなのよぉぉっぉぉぉっぉおぉ!!!!!!!!!!!」
足が動かなくなっていた島田は手で届く範囲にあり、尚且つ殺傷力のありそうなモノを瞬時に探し取った。
扇風機を両手で大きく振り上げ、相手の顔面目掛けて島田は殴りかかった。
すると背中に強烈な痛みが襲い掛かってきた。
まるで風穴が開いたかのような痛みに島田は膝から崩れ落ちた。
「がっ…はァあ」
い、息が…できない……
気管支に何かが詰まったようで、島田は少量の反吐を床に散らした。
そのとき自分の口から蒼い光が出ているのに気付き、気管支を詰まらせているモノの正体を知った。
「だ、ダ…ダンぐあン」
自分の吐いた汚物から目を背けるため仰向けになると、虫を殺すような目で殺人鬼がこっちを見ていた。
あぁ…私ももう死ぬのね……早かったわ……
人は死ぬ間際の集中力を活かし走馬灯を見るという。
だが、それは普通に寿命で死ぬ人の場合に限る。
島田のように誰かに殺される人は、その集中力で走馬灯を見るのではなくダイイングメッセージを残すと考えられる。
何か犯人を示すメッセージを気付かれずに残そうと思い、島田は正に死ぬ気でうつむせになった。
そのときの反動で右手に反吐がつき、それを使ってダイイングメッセージを書き始めた。
人差し指に自分の反吐を多く付け、震える上半身を気合で抑えつつ書いた。
「う………え………」
しかし体力が持たず、志半ばで島田は息絶えてしまった。

62  ネタメイカー◆LqUm/F4o   2006/08/21(Mon) 23:09
午後八時。通報を受け、警部補は島田宅に居た。
一昨日の犯人と同一犯だな、こりゃ。見なくても分かる。
そう思いながら、階段を昇り島田の部屋を開けると先ず異臭に驚かされた。
「な、何だこの臭いはぁー!?」
綺麗好きな警部補はあまりの臭さに本気で怒った。
「あっ、警部補!お疲れ様です」
キムと呼ばれる刑事が誰よりも先に挨拶をした。
他の刑事たちはというと、事件の証拠になりそうなものを探しているのだった。
「おい、一体何の臭いだ?ゲロ以下の臭いがプンプンしているぞ」
キムは申し訳無さそうな顔をして口を開いた。
「そ、そのぉ……被害者のしたもので………と、とりあえず見てください!」
不思議な顔でキムに案内された警部補が見たものは想像を超えていた。
それは反吐で書かれたダイイングメッセージだからだった。
「…とても女子高生のやることとは思えん……凄い精神力だ。自分のゲロで書く奴は初めて見た……」
感心した様子で警部補はマジマジと島田が反吐で書いた字を見つめていた。
「他にも彼女は今日、自分が死ぬのを知っていたようでビデオカメラや録音機などを買って部屋に置いていたようです」
警部補は非常に驚いた顔で振り向き質問をした。
「その中に犯人に繋がるものはあったか?」
「いえ…それが……とりあえず、この録音機を聞いてみてください」
鑑識の人からキムはICレコーダーを奪い取り、再生をした。
「ヤ-娟ヤァカaコ慶キj以??ロfTdM4寄磚カUスFワ郡^@ネwコH飆ロブラチ!-M+pホチWゥ8ス Gモナ擇シュ?3テヤルホケOZ牛Aヲ…………」
とても人間の話し声とは思えない声が部屋中に流れた。
どういう理屈か分からないが、黒板を引っかく音のように、聴いているだけで背筋が寒くなるような音声だった。
「もういい、やめろ。ビデオの方はどうなっている」
「それがですねぇ……ビデオも砂嵐になっていて何も役に立たな?」
「役に立つ立たないは俺が決める!早く見せろ!!」
ただでさえゲロ臭い部屋にいて苛立っていた警部補に逆らったキムは怒られて当然だった。
しかし、こんなにも怒った警部補を見たのは初めてで部屋中に緊張感が走った。
キムはビクビクしながら今度はビデオを再生し始めた。
が、やはり砂嵐の連続で本当に役に立ちそうに無かった。
不謹慎だがキムは自分の言ったことが正しかったことを喜んだ。
それとは引き換えに警部補は手掛かりがありそうでないこの現状を憂いていた。
「…キムよ」
「は、はい!」
「上原は弓道部だったよなぁー?」
「はい。そうです」
「島田もそうなのか?」
「いえ、先ほどお母さんに確認を取ったところ演劇部だったそうです」
「そうかぁー……」
島田の残したダイイングメッセージは弓という字だった。
それを見て、警部補を始めとした刑事たちは上原が部長を務めていた弓道部が犯人だと安直に考えた。
しかし、島田の言いたかったことは当然そうではない。
島田は弾丸と書こうとしたのだが、弾の部首を書いたところで力尽きたのである。
「…キム、すぐに弓道部の部員全てを徹底的に調べるぞ。どうせ多くても20人ぐらいだろうからなぁー」
「分かりました!」
キムは犯人をこの手で捕まえてやると全力で敬礼をし、島田たちの通っていた高校へとサイレンを鳴らしながら向かった。
その様子をあの世で見ていた島田は涙していた、捜査を助けるために書いたはずのダイイングメッセージが逆に妨げとなってしまったことに……

63  ネタメイカー◆LqUm/F4o   2006/08/21(Mon) 23:10
これうpしたけど、一種の荒らしっぽい感じがするな

う〜ん、まぃいっか
64  名無しさん  2006/08/21(Mon) 23:14
なんかこいつキモイな
65  ?P◆P2P.ViUc   2006/08/23(Wed) 04:02
ほほえましいので良し
66  ネタメイカー◆LqUm/F4o   2006/08/23(Wed) 09:49
あははは
67  恋する名無しさん  2006/08/29(Tue) 13:43
YーY

○ ・ω・ ○ 

 ○○○

.c(,_uuノ


68  恋する名無しさん  2006/08/29(Tue) 13:44
YーY
○ ・ω・ ○
 ○○○
.c(,_uuノ


69  恋する名無しさん  2006/08/29(Tue) 16:35
 ____
 \   /
 <・ω・>  
.c(,_uuノ
70  こう  2006/08/30(Wed) 00:22
ネタメイカーさんいい出会いですね
普通に話していいと思いますよ
71  恋する名無しさん  2006/08/30(Wed) 01:20
  __ __
  \ ∨ /  
  <o゚ω゚o> 呼んだ?
   川川川
  .c(,_uuノ

72  恋する名無しさん  2006/08/30(Wed) 01:21
  __ __
  \ ∨ /  
  <丶`∀´><ニダ!
  .c(,_uuノ

73  恋する名無しさん  2006/08/30(Wed) 01:22
  __ __
  \ ∨ /  
  <o゚ω゚o> 
  .c(,_uuノ

74  恋する名無しさん  2006/08/30(Wed) 01:26
 ____
 \  /
 <^w^>
 q  p
  〇○
75  恋する名無しさん  2006/08/30(Wed) 01:27
         ヘ へ                  
        | / /      
         .;: ":;.       
  ,..,..,..,.....,.. ;'、., : 、  
 ;'・ω・、、:、.: : ;:'  
 '、;: ...: ,:. :.、.: '    
  `"∪∪''゙  

76  恋する名無しさん  2006/08/30(Wed) 13:45
  __ __
  \ ∨ /
  < ・ω・>  
 .c(,_uuノ
77  恋する名無しさん  2006/09/01(Fri) 21:40


  __ __
  \ ∨ /
  < ・ω・>  
 .c(,_uuノ
78  (笑)◆L.z9UyWI   2006/09/01(Fri) 22:19
ん?
79  ゆり   2006/09/03(Sun) 19:03
すごい!なんかドラマみたぁい?いいなあ☆ 頑張ってネ?
80  恋する名無しさん  2006/09/28(Thu) 16:14
 __ __
  \ ∨ /
  < >ω<>  
 .c(,_uuノ
81  //  2006/10/06(Fri) 10:27
1番さん、がんばってくださいね

どこに恋愛の種、おちてるかわからないよね
82  恋する名無しさん  2006/10/06(Fri) 10:59
>>78>>81
おまいら、ネタがどんなやつか知らない新規だなw

あと、ここは俺の画像保管場所なので、書き込みはしないでくださいw
83  恋する名無しさん  2007/04/09(Mon) 23:58

84  ネタメイカー◆LqUm/F4o   2007/05/01(Tue) 16:52
懐かしいスレだな
85  恋する名無しさん  2007/05/03(Thu) 19:04
その後どうかなったの?
展開はあった?
86  High吟◆High/ht. ◆Gin./mRY   2007/06/29(Fri) 23:02
新ハニーとは何ぞや?
それからこちらの例の企画、大幅に遅れています
87  High吟◆High/ht. ◆Gin./mRY   2007/06/29(Fri) 23:03
ネタ支援のためageまくる!
88  恋する名無しさん  2007/08/30(Thu) 22:40
吟とかまだ生きてたのw
俺のAAとりにきましたよw
89  (笑)◆L.z9UyWI   2007/09/02(Sun) 13:42
こんちわ〜〜〜〜私も生きてますよ〜〜〜w
sage  pre  等幅 書き込み後もこのスレッドに留まる
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